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ブログ

2019.06.05

デザイン会社が教える売れるためのデザイン《前編》

商品・サービスに関して、このような広告・販促に関するお悩みはありませんか?

このブログでは、そのような経営者や社員の方のお悩みをデザイン・コンサルタントに携わってきた私たちが、これまでの経験を踏まえながら前編・後編に分けてお話ししたいと思います。

まず最初に、
良いデザインって何なの?という疑問ですね。

勿論、デザインは綺麗で美しく、インパクトがあり、芸術的でセンスのあるものが目を引くことはできるでしょう。

でも、「デザイン(計画的行為)」と「アート(芸術・美術)」は同じでしょうか?

文字通り、違いますよね。
デザイナーとアーティストでは、根本的なものが違うんです。

つまり、体系的プロセスに則っているのかどうかがポイントになります。

この図ように、
・「目標」
・「計画・設計」
・「意匠(見た目の装飾的考案)」

の三角形の図で表せます。

例として、登山で考えてみましょう!
まず、「富士山に登る!」という「目標」を立てたとします。思い立ったら即行動したい人でも、さすがに何の計画性もなく普段着で登ろうとは思いませんよね。きっと登りきる前に、山の気温や凸凹道で寒くなったり、足を悪くして後悔してしまいます。

「富士山に登る!」という「目標」を達成するためには、「どんな服装で?」「どんな靴が必要?」「どのくらいのペースで登ればいいの?」「他に何が必要かな?」としっかり調べ、「計画」を立てること、そして最後、自分の選んだ服を着て、靴を履くなど装備を身につけることが「意匠」となります。

ようするに、この「目標」・「計画・設計」・「意匠」の3つが全て合わさって「デザイン」になるのです。

デザインというと、一般的な人なら最上部の「意匠」の部分が要になると思いがちです。
ですが、それは違います。

実際は「目標」をしっかり決め土台を作り、その上でどのように行動するのか「計画・設計」を立てること、そうして最終的に、自分自身が今まで吸収してきた知識や経験をアウトプットする形で「意匠」があります。

お客様が商品やサービスの広告を打つ時、何を最終目標としているのかを汲み取り、その目標をどのようにしてクリアするのか、そこをしっかりと考え込んでデザインを作っていくのです。

そう考えた時、今打っている商品・サービスのチラシなどの広告媒体のデザインは、しっかりと体系的プロセスに則っているのかどうかが、自ずとわかってきますね。

》後編につづく