Loading...

ブログ

2019.06.19

デザイン会社が教える売れるためのデザイン《後編》

商品・サービスに関して、このような広告・販促に関するお悩みはありませんか?

このブログでは、そのような経営者や社員の方のお悩みをデザイン・コンサルタントに携わってきた私たちが、これまでの経験を踏まえながら前編・後編に分けてお話ししたいと思います。

前編はこちらです。

_________________________________________

後編でも引き続き「売れるためのデザイン」についてお話したいと思います。

前編では、商品・サービスを売るための「良いデザイン」とは、お客様の最終的な「目標」を汲み取り、達成するために考え込んだデザインとなり、体系的プロセス(目標・計画・意匠)に則ったデザインであることだとお話ししました。

この土台となる考えができていれば、自ずとPCDAサイクルを回せるようになってきます。

PDCAについて、大まかに説明すると・・・

・Plan=計画
目標を設定し、目標までどう辿り着くかの計画立てます。大事なポイントはどうやって辿り着くか。
誰に、何を、どのように、いつまで、どのくらい実施するのかを決めることです。

・Do=実行
計画を元に実行していきます。
ここでの注意点は数値化できることです。結果がわからないと、せっかく作った「売るためのデザイン」がどのうような結果をもたらしたのか、この後の評価や改善ができません。

・Check=評価
実行した結果を評価し、検証します。
このデザインで良かったのか?悪かったのか?売れたのか?売れなかったのか?をチェックします。

・Action=改善
このまま継続していいのか、別のアプローチを働きかけるべきなのか?
評価・検証でわかった課題の解決方法を考えます。

この4段階を繰り返すことによって、目標達成へ向けて継続的に改善を行うことができます。
ですので、ここでデザイナーの一人よがりな「悪いデザイン(見た目だけ綺麗なデザイン)」を制作してしまっていると、数値化することが難しくなってしまい、実行したアプローチが良かったのか?悪かったのか?と、正しい判断ができなくなってしまいます。

お客様のビジネスが成功するために何ができるのか?

このブログでお話ししてきたように、
デザインは見た目を美しくするだけのものではありません。

デザインは問題解決のための手段!

「高級ブランドを取り扱う店」と、「どの店よりも安いことが売りの店」の店内・値札・チラシ・広告を見比べてみてください。

この2つが明らかに、目的としているゴールが違うとわかりますよね。

お客様の掲げる目標・ゴールを共有して、どうやって最短距離で辿り着けるか、デザイナーならではの視点、思考をもとに戦略を立てて提案していくこと、それが「売れるためのデザイン」に必要な考えとなります。